春の日の記憶

「ときめく心も、君へのドキドキも、全部準備できました。」

紅白2023所感 2024年抱負

 

 

2023年の瀬、紅白を見ていた。

私的にはすごくいい紅白だったなと、すごく楽しく、一視聴者として見ていた。

 

やっぱりかつてセブチを好きだった身としては、舞花で紅白初出場っていうのが本当に素敵で、かっこよくて綺麗で。よかったね~~と母と拍手していた(バーノンちゃんのけん玉は別の意味でかなりハラハラしたけど(笑))。


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特に後半はすごいよかったなと思ってる。

個人的には久々にエレカシを見れたこと。色々暴れてたけど、エレカシのまっすぐで実直で、遠回りしない歌詞はいつ聞いても爽やかだなって。『俺たちの明日』が少しずつ沁みてきちゃうたり、真の大人へ近づいている感じがして切なく、感慨深い。


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あとはキャンディーズの蘭ちゃん。本当に素敵!の一言だった。特別キャンディーズのオタクではないので背景とかは全く知らないんだけども、両親が隣で解説してくれて(笑)

残りのお二人の気持ちとか、二人のファンの心情とか…本当に色々背負っての「伊藤蘭ちゃん」なんだなと思うと、一生懸命に声援を送るファンのおじさまたちにも泣けてくるし。どのアイドルオタクも、ああやって推しと年取っていきたいよな~~とか思って、自分の姿を重ねて、推しとの未来を考えたんじゃないかな。私もえくそちゃんたちとああやって年とっていきたいよ~~~になった。本当に素敵でした。


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あと寺尾聰、渋すぎ。良い。隣で父が、『ルビーの指輪』の凄さを熱弁し、「負け無しだった具志堅用高が負けた時にこの曲が流行ってたんだよ。全然関係ないけどこの歌聞くと、具志堅が負けたの思い出すんだよね。今あんな感じのおじさんだけど」と言っていて、これこそ歌が時代と生きた証なんだろうなと思った。


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クイーンの登場で騒いだ母は、例年通りファンとわちゃわちゃしてたさだのおじさんの『秋桜』の時、隣で「これダメなんだよ~」とぐすぐす泣いてました。そうだよね、私もおばあちゃん思い出しちゃうもん。

 

完全にかつての「懐メロとしての演歌」の枠が、「昭和歌謡」に移行した瞬間に立ち会った気がして、面白いな~と思った。

 

 

あとはやっぱり、アイドルオタクとしてはYOASOBIの『アイドル』がね……。あの…なんか普通に泣きましたね…。


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「推しの子」はアニメ一話見つつ、漫画もちょろちょろ見つつ…って感じで、まぁ日韓推しているアイドルも違うし、特性も違うので、私が考える「アイドル」像とはまたちょっと違うかな~なんて思ってたんですけど。

 

「アイドル」という枠で活動する分には、あのコラボでステージに立った人たちは変わらず皆「アイドル」の肩書を背負って活動してるわけで。

ファンや世間から求められるものも、本人たちの進む道もそれぞれ勿論違うだろうけど、そんなアイドルたちが同じ歌で同じダンスを踊ってステージに立ったって、本当に紅白じゃないと実現しないものだっただろうし、企画して実現させたNHK、すげぇ~~って感じでした。

この人たちは誰かにとっての「一番星」なんだなと思うと、アイドル、本当にみんなすごい。

 

あとYOASOBIとAdoの歌唱力のすごさ(?)に家族で「この人たちはどんな訓練を受けたらこんな歌い方ができるのか」「ボーカルとラッパーを一人でやってる」と話題になりました。この曲を歌いこなせるikuraちゃんまじすごい。

 

 

トリのMISIA、もう紅白恒例でいいよね~でした。ギボムス見てた父は隣で泣いてた。

少し話は逸れてしまうけど、私はなんか、すごくしんみりと、色々考えながら聞くことになったな。


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紅白見てると、年の瀬ってこともあってその年を振り返ることになるんですけど、やっぱり2023年、私個人にとって一番大きくて悲しくてつらかった出来事は、ムンビンが遠くに行ってしまったことだったので。『アイノカタチ』を聞いてると、無性に泣けてきちゃって。やっぱりまだ悲しくて、受け入れきれてないんだなと痛感しました。

 

寺尾聡と黒柳徹子が再会をすごく喜んでいたり、YOSHIKIやさだのおじさんが逝ってしまった友人や同僚を悼んだ時、ふとムンビンの笑顔が浮かんで、あぁそうだなぁ、そんな一年だなぁと思い出して。それでも私達も、テレビの中の子の人たちも、今を生きて行かなければならないんだよなと感じさせられました。

 

ムンビンとの向き合い方というか、自分の感情との向き合い方は分かったというか、少しずつ慣れてきている面はある一方で、ふとそうした寂しさの感情が顔を出した時に、あ~~~って、悲しくなってしまうことはあって…

でも、もうそれも、そうだねって受け入れていくしかないんだと思う。

当初のブログを読み返すと、ムンビンへの少しの怒りを覚えていた自分がいて、でも、そうした負の感情はもう、ないと思う。

 

ずっと ずっと 大好きだよ
あなたが心の中で 広がってくたび
愛が 溢れ 涙こぼれるんだ
星の数ほどの中 ただ一人のあなたが 心にいるんだ
あのね あのね ずっと 大好きだよ
大好きだよ ああ ありがとう

 

この感情が、本当に、今の私がムンビンに向けて言えることばだなって。

どこかでこの歌を聞いてムンビンを恋しくなっているかつてのファンがいるということが、少しでも伝わっていればいいなと思うし、もし知らなくても、いつかムンビンと夢で逢えたりして、伝えればいいなと思う。

 


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あとはあいみょんの「愛の花」も、大好きな遠くに行ってしまった人にとって、伝えたいことばがたくさん詰まっている曲だなと思って、とても素敵な歌だなと思う。


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毎日こんなことを考えていきているかと言われれば、そうでもなく。

しっかりと自分のやるべきことこなして、好きなこと見て、食べて、遊んで、そうやって生きているけど、たまにこう考える機会が出来ちゃうと、ずっと考えてしまうので。

そういう時のブログなんだと思っている。自分のため込んだ言葉や感情を描き留めておく場所。

 

 

 


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ムンビン、もうすぐ誕生日だね。

どこにいても、もう何も考えず、のんびりと好きなことだけしていてくれるといいな。

 

春になれば、

君のことが大好きだった高校生の少女は、私は、もうすぐ大人になるよ。

自分でお金を稼いで、自分の足で社会を生きていく、そんな年になるよ。

あと3年も経てば、君が生きた年を越していく。

 

それでも、私の大切なあの時代と、そこに輝いていた君がいたことは変わらないし、忘れないと思う。

もし忘れそうになっていたなら、大きな月になって、たんぽぽになって、一番星になって、そうやって、夢の中に現れてほしい。

私だけじゃなく、君のことが大好きな人たちのところに。

そうやってこれからも、君と一緒に年を取っていけたら、いいよね。

 

 

 

2024年、新しいスタートが始まる年。

今だいすきな人たちと一緒に、自分の人生をしっかりと生きて行けますように。

そして、空を見れば大好きなムンビンがいつでも笑っていて、そうやって、頑張るぞ!って、気合いれながら、頑張れますように。