春の日の記憶

「ときめく心も、君へのドキドキも、全部準備できました。」

【SVT】殴り書きの胴上げ

 

 

SEVENTEENと過ごす夏がやってきた。

 

 

オッチョナは個人的に、「大学生の夏」だと思っていて、どこか幼さの残ったキラキラした感じの夏というイメージだった。

「君は僕にとって唯一の“どうしよう”」といいながらまた「どうしようどうしよう」と恋にひたすら迷う青年の話。それはどこか漫画じみてる、というか、あまりに可愛らしくて少女漫画でも読んでいる気分になる王道アイドルソング。酸いも甘いもの「酸い」が感じない甘さ99%って感じかな。

ウジくんのアニメ好きを見ていると、ちょうど私たち(よりちょっと上かも)と同じ「なにか」、これを言葉にできなくて最近考えているんだけど、同じ価値観(おおげさかな)を感じるんだよね。

オッチョナのアルバムはトラックすべてでとある夏の一日を表現していてとても聞きやすい。ミニアルバムだから長さもちょうどよくてたぶん一番リピートしてるアルバムだと思う。

 

 

セブチと過ごす夏がすごい楽しみでカムバックももちろん楽しみにしていたんだけど、やっぱりいいですね。いい意味で裏切られた!

清涼ドルという看板を背負うのなら、またオッチョナのような水色の世界かなと少し思っていたから、薄いオレンジ色の光で帰ってくるとは少し意外だったかも。

 

幼さを残す清純な「オッチョナ」の頃とは全く違う、もちろん二年も経っているから当たり前なんだけれども、それでもぐんと大人になったセブチで帰ってきたなと思います。大学生も終わって責任を負うことも多くなって、そんな社会人の切なさを少し混ぜたセブチの夏。

彼らも年を取って、大人になって、それでこういうコンセプト、曲調に決まったんだろうな。すっごくいい。

セブチがこうやって年齢を重ねていくんだなと思うとすごくなんか、言葉にうまくできないんだけど、いいなって。

 

大人になりたくない、責任を負うということを楽しく向き合いながら、それでも笑って、幸せに生きていけたらいいじゃないか。

そんなふうに、言葉が聞こえる気がする。

 

 

個人的には「I wish」に一音目からやられました。シティポップでいいのかな?ジャンルは。聞いてて山下達郎ユーミンが思いついてこれはまた新しいジャンルに足突っ込んだな、と感じたんだけど…

調べてみたらシティポップ系は今はやりだそうで。ベッキョンのソロアルバムのR&B系(?)が多くて聞きやすい曲が多かったけど…

音楽のジャンルにも詳しいともっと楽しく新譜を聴けるんだろうな。

歌詞をまだ見てないので、もう少し音を楽しんでから見よう。

 

 

セブチの曲、というかアルバムの中で、好きなんだけど苦しくなるアルバムっていうのが私の中であって、それがthanks、Fearのアルバムなんですよね。コマプタのアルバムは聞けるんですけど、なんていうか、「どこに行っちゃうのSEVENTEEN……」と思ってしまうというか。

今回はそれが全くなくて!安心しました。安心っていうのも失礼かな。「僕たちここにいるから安心してよ~」と言ってもらえてる気がするんですよね。コマプタは来ないでほしい終わりを見据えている気がして怖いんです。毒は耳に毒薬盛られている感覚に陥る。怖いと思ってしまって聞けない。失礼極まりないと自分でも思うけど…

いい感じのゆるさを感じるからかな?あまり気負わずに活動してほしいと思うのはたぶん聞く側のエゴだろうな。

 

 

あとショーケースは見なかったんだけど、マンセをやったと聞いて驚いた。ちらっとツイッターにあったのを見たけど、大人になったね。印象の全く違うマンセがあった驚いちゃった。

あの曲ってたぶんカラットさんたちにとってもセブチにとっても特別で、「高校生の青春」を詰め込んだ曲じゃないですか。PVも歌詞も学ランや胸キュン要素満載で。だから年を重ねるうちに、その前のイメージが強すぎて世界観を再現しにくい曲になってると思うんです。やっぱ「制服」って特別だからかな~

今回はコロナで様々中止になったそのお詫び、というかプレゼントだったのかな。これから先もめったにやらない曲になるだろうな(なってほしいとも少しだけ思ってる。大事にしたい)

 

とりあえず感じたのはこれくらい。たぶんこれから何回も聞いて歌詞もみるうちに、ウジくんの言葉選びに度肝抜かされるので(予定)、そうしたらまた書こう。

 

まあ総括していうと、短髪黒髪うぉぬくんに軽率に落ちてしまって胸がどきどきしてるので処方箋ください。

 

 


SEVENTEEN (세븐틴) 'Left & Right' Official MV