春の日の記憶

「ときめく心も、君へのドキドキも、全部準備できました。」

 

 

 

 

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久しぶりに、ぼんやりと夢を見た。

朝起きた時に、「あ、なんかちょっと嫌な夢見たかも」と思って、そこから目覚まし代わりにつけてる朝のニュースをぼんやり見ながら、ちょっとだけ夢を辿る。

 

霞むように見えるあの顔を、月日を重ねるほどに忘れていくあの顔を、ぼんやりと輪郭をなぞって思い出す。朝からだいぶどんよりしてしまった。

こんな曖昧な夢だから、見てないのも同然なんだろうけど、それでも2年前に漫画で主人公が悪夢を見てガバっと起きるみたいな経験してから、こういう夢を見るたびなんだか不安になる。

よかった、今回は悪夢じゃなかった。ちゃんと起きれた。

夢の中で背中を丸めて泣き止まない自分を見るのは結構辛いことで、できればもう見たくないなと思う。

 

少し落ち着いてから、朝ごはんを食べながら、そういえばと思ってその時に書いた文章たちを思い出して読み返した。

あの時辛かったな、と読み返せるのは本当にいいことだと思う。また辛いことが私を押しつぶしそうなときに、その辛さが逆に支えになってくれるから。

あの時も今も変わらず辛いけど、それでもあの時耐えれたから、今回も、ゆっくり、流れるように耐えれば大丈夫、忘れられると自分に言い聞かせることができる。

 

大丈夫だ、もうきっと大丈夫。そうやって大人になっていく。

もしかしたら、そんな子どもの時のことを今でも夢みるなんてバカみたいと思う人も、きっといるだろうけど、それでも子どもの時の私も20歳の私も、もうすぐ21歳になる私も、どれもどれも大事な私が過ごした瞬間だから、その時々に辛いと思ったこと、悔しいと思ったこと、絶対忘れたくないと思う。ねちねちしてるのかもしれないけど、そうやって生きていきたいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

まぁそれで、お昼食べながら結局なんで久しぶりに夢見たのかなぁと考えたら、昨日見たウヨンウがきっかけだったかな、と思った。

「ヨンウは自閉症だから」とは言われないけど、周りにいる人々の視線や雰囲気で、自分はいらない存在だと感じてしまうヨンウの演技見ながら、胸がぎゅーっとつかまれて苦しくなった。私も知ってる感情だったから。

こういう感情、知らない方が幸せなのかもしれないけど、知ってしまったからこそ自分はそうでありたくないと思える。忘れていくこと、流れていくこと、でも忘れたくないこと、流してしまいたくないもの、自分の中で整理できる日は来るのかなぁと思うけど、またどうせ、忘れた頃に夢を見て憂鬱になるだろうけど、それでもそのたびに思い出して、耐えながら、少しずつ整理できればいいな、と思う。

 

 

 

 

youtu.be

 

こんな感じで今日はなーんにもせずに、ずっとYouTube見て何も考えずに過ごしてたんだけど、ふと流れてきた韓国の社会実験動画の言葉にすごく救われた。

もし橋で飛び降り自殺をしようとしている人がいたら市民はどうするか?みたいな動画なんだけど、助けてくれたピンクのダウン着たお姉さんが、男性(自殺しようとする人の演技をしている俳優さん)をずっと抱きしめながら、涙を拭いてあげたり、手を握ってあげたり、なんかもう、それだけでなぜが私が救われてしまった。

 

 

「生きてていいのに、貴重なひとなのに」

「死なずに生きてたら、生きるのがよくて、思っていたよりも」

「私のことを助けてくれた人は私にこう言いました、『自分の過ちじゃない、生きてもいいんだよ。本気で死にたいなら、今日は日差しがいいから死んじゃダメ、今日はご飯が美味しいから死んじゃダメ、こういう些細な理由で生きていけないか』って、私にそう言ったんです」

 

※字幕を元にちょっと自分に落とし込めるように改変してます

 

 

なんか、こういう言葉がきっとこれからも私を支えてくれるんだろうなって。ふと耳にした言葉とか、ふと触れたやさしさとか、そういうの全部全部、抱きしめながら生きていきたいなぁと思うのでありました。

こういう吐き出しは着地点がないからダラダラ書いてしまうけど、「今日は推しが頑張ってツアーしてるから死んじゃダメだぁ」なーんて、生きる理由なんてそれくらいでいいんだろうなって、ぼーっと、また流れていきながら頑張っていきたいな~